天赦日、早咲き桜に吉日パワー全開!
・JR中央線三鷹駅から
茶水(御茶の水駅)からJR中央線中央特快(高尾山行)で23分、三鷹駅に到着です。改札口から南口にでて歩道橋を渡り左側のエスカレーターから下に移動します。さらに歩道を右側に向かうとまもなく小田急バス停3番乗り場があり、深大寺行きはここから出発します。所要時間は20分~25分程になります。ただし途中下車するならJAXA 調布航空宇宙センターや都立神代植物公園と見所満載です。また、終点深大寺バス停の一つ手前で降りて深大寺通りからお食事茶屋を探索するのも腹ペコ前には楽しいかと・・・そろそろ到着、小田急バスは深大寺参道の手前で終点です。目の前には深沙の杜があり、近くに平成18年に遷都された大黒天と恵比寿尊がいらっしゃいます。本日、杜内で蚤の市が開催されていました。
・参道から山内へ
深大寺通りを先へ進むと、さすが蕎麦処!そば守り観音さまがいらっしゃいます。まもなくして京王バスのバス停になりますが、参拝後調布駅かつつじヶ丘駅方面に向かう場合はこちらからの乗車が便利です。まもなくして参道の入り口、ここでは巨大な下駄が屋根にのっている鬼太郎茶屋が目を引きます。ねずみ男や鬼太郎のパワー?というより、まずは早咲きした桜からリフレッシュパワーです。さて、参道より一段高い寺の入口には、分厚い草葺切妻屋根の山門があり、「浮岳山」の山号額を掲げています。実は、深大寺の正式名称は天台宗別格本山浮岳山楽院深大寺といいます。この山門は元禄8(1695)年に寄進され、江戸時代におきた2度の火災をまぬがれた山内の一番古い建物になります。ここ山門からは、ラッキーパワーを頂き本堂に向かいます。深大寺は1300年の歴史ある天台宗の仏教寺院であり、東京都台東区の浅草浅草寺(あさくさせんそうじ)に次ぐ古刹です。現在の本堂は、大正時代に再建された建物だそうで、上部正面には龍・鷺さらに破風板の下に鳳凰の見事な彫り物がありました。今回、御朱印は大師堂本尊、厄除元三大師を手書で授与いただきました。元三大師とは、比叡山の高僧であり生前のお名前は慈慧大師良源です。入滅したのが元日の3日であったことから元三大師の通称で親しまれています。また、おみくじの創始者としても有名で、深大寺では運気が上げるという事から凶くじが多く出るようです。
・春のお彼岸
大師堂から西門を抜けて坂道を上ると深大寺動物霊園があります。長年、楽しい日々を過ごした愛犬が眠る萬霊塔です。ここには、南極観測隊で活躍したからふと犬も眠っています。全ての動物に心より感謝です。ありがとう。
・おわりに
3月3日・4日に行われた深大寺のだるま市は、日本三大だるま市の一つです。通常、片目に黒い丸目を入れますが、深大寺では僧侶により願掛けの際に梵字で「ア」、願いが叶ったら「ウン」の字を手書きで入れていただけます。来年のだるま市でいかがでしょう。最後は、美味しいおそばに蕎麦団子でエナジーパワー頂きました。本日はここまで。