ランチタイムのパイプオルガンコンサート
・有楽町駅から銀座二丁目へ
JR有楽町駅の中央口から駅前広場にでると左方に東京交通会館があります。かつてあったバスの操車場とすし屋横丁の跡地に1965(昭和40)年に創業した古い会館です。建物内の地下にいくとアンテナショップをはじめ所狭しと数多くのお店がひしめき合い、当時の横丁風情が垣間見られるようです。なかでも「麺屋 ひょっとこ」さんは、カウンター7席のみであっさりとした昔ながらのラーメンをお手頃な価格で頂けます。引き続き、会館前の通りから高速道路KK線の高架下を通り抜け銀座四丁目の交差点にきます。ここは東京八重洲から数寄屋橋を通り新橋方面に出る幹線道路の外堀通りになります。さらに交差点を渡り銀座マロニエ通りに入り並木通りをこえたあたりからブランドショップが多くなり、銀座二丁目の交差点では「Chanel」「Cartier」「LOUIS VUTTON」「Bulgari」のハイブランドが密集し、入店待ちの人が多く並んでいます。この台東区上野から銀座の時計台に向かう中央通りでは、土日祝日に銀座一丁目から八丁目までの約1.1km間で和光のチャイム(正午)とともに歩行者天国になり、銀座を開放的に楽しむことが出来きるエリアです。
・銀座二丁目から築地四丁目へ
銀座二丁目からさらに直進し銀座東二丁目の交差点に着きます。信号を渡ると間もなく「町中華の萬福」さんが昔ながらの風情を残しています。濃い目に見えるスープですが、あっさりとした昭和の中華で薄焼きの卵がナイスです。さらに萬福さんから一本目に交差する通りを右に曲がると歌舞伎座が見えてきます。この木挽町通りにはジョンレノンゆかりの喫茶店「樹の花」があり、長年銀座で営んできた趣がそこかしこに感じられる味わい深いお店です。歌舞伎座脇をとおり、突き当りの晴海通りを左に曲がり萬年橋を渡ります。かつて萬年橋は築地川を越えていましたが、現在では首都高速都心環状線を越えています。まもなく築地四丁目の交差点です。信号を渡り晴海通りから新大橋通りを左に曲がると築地本願寺に到着です。
・築地本願寺
築地本願寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で江戸時代の17世紀に京都の西本願寺の別院として日本橋の横山町あたりに建立されていたようです。現在は、日本では例を見ないほどの左右対称を特徴としたインド様式の美しい寺院として、建物だけでも見ごたえのあるスポットになっています。9月29日は「パイプオルガン・ランチタイム・コンサート」がおこなわれました。外観とはことなる和風の内観で聞くパイプオルガンの心地良い演奏に暫し休息タイムをいただきます。次回のコンサートは10月27日(金)に開催予定です。正門から右に曲がると東京メトロ日比谷線築地駅です。本日はここまで。