台東区めぐりんバスで墨田区押上辺りまでぶら散歩
・「東西めぐりん」でいざ浅草
都会のオアシス不忍池には、枯れ葉が舞い秋景色がはじまり音楽堂の滝の水音にも寒さを感じる季節となりました。公園内から不忍通りにでると水上音楽堂前には台東区の循環バス「東西めぐりん」停留所23番があり20分間隔で運行しています。大人・子供とも料金は100円、行先には雷門通りの停留所31番がありました。ここはチョイと、いざ浅草まで行ってみたくなりました。まもなくしてクラシカルな小型バスが到着し鼓の音とともに出発!昭和通りを抜けて台東区役所から再度上野入谷口に戻り、他交通との乗り換えも完璧です。また、次の停留所を伝える際は、観光名所付きの音声案内がはいり、裏通りを走るコミュニティバスは新発見の宝庫です。さらに、かっぱ橋本通りから国際通りに入り賑わう雷門通り31番に到着です。
・オレンジ通りから伝法院通り
バスを降りて雷門通りを右にいき、浅草1丁目の交差点を左に曲がると伝法院通りに向かうオレンジ通り商店街です。指物の道具屋や古くからの喫茶店があり、通り沿いには渋い有名スターの手形が並んでいます。スイーツでは芋ようかんの名店「舟和」の本店が・・・。あんこ玉が呼んでいると思いつつ先に進みました。突き当りの伝法院通りを右に曲がるとまもなく浅草寺の仲見世に到着です。
・雷門から吾妻橋
仲見世は雷門から宝蔵門までの250mほどある参道です。平日とは思えないほどの賑わいに少々オドロキ(*_*;ました。ここは仲見世を右に曲がり雷門へ行き、再び雷門通りへ出ます。車道では多くの人力車が観光客を乗せて走っています。さすが、浅草の活気は半端ありません。さらに商店街を左に向かい雷門通り・馬道通り・江戸通りが交差する吾妻橋の交差点を渡り隅田川に到着です。
・墨田区役所から押上
吾妻橋の中ほどでひと休みすると、墨田区側のスカイツリーと金の雲?が直ぐ間近に見え、さらなるぶら散歩へと足取りも軽やかです。ところで、金の雲?の正体ですがアサヒビールのス ーパードライホール屋上にあります。オブジェは燃え盛る炎をデザインしたとの事です。設計者はフランスの方でフランス語でフラムドール(金の炎)を表現しています。うっかり違うものを想像し失礼しました。それでは思い切って吾妻橋を渡り墨田区へはいると隅田川の緑道沿いに墨田区役所があり、うるおい広場には勝海舟の銅像が建てられていました。幕末の武士勝海舟が本所生まれということで、偉業を称え市民グループによってゆかりの地に建立されたそうです。さらに墨堤通りと交差する墨田区役所前の交差点を通り三ツ目通りの源森橋交差点を左に折れ源森橋を渡ると東京ミズマチイーストゾーンに出ました。鉄道高架下を利用した北十間川に隣接する商業施設です。だんだんとスカイツリーが大きくなってきます。吾妻橋から13分程で東京スカイツリーに到着です。
・押上から向島
スカイツリーを後にいざ浅草に戻ります。途中、墨田区側の隅田公園を探索すると、何と水戸徳川家の下屋敷跡(小梅邸)です。文京区の小石川後楽園では、上屋敷の大名庭園を拝見しましたが、墨田区の下屋敷庭園もお見事です。ぶらり阿助 【東京】小石川後楽園
・すみだリバーウォーク
墨堤通り側から隅田公園を出ると、目前にすみだリバーウォークの入口を発見。東武スカイツリー線と並んで隅田川を渡る約160mの歩道橋です。おや!見覚えのあるプレートがあります。中央高速諏訪湖サービスエリアで見た「恋人の聖地」プレートです。ぶらり阿助 【長野】駒ヶ根 とは言いつつ、途中足が竦んだのは私だけ(*_*;台東区側に到着です。
・「ぐるーりめぐりん」でいざ浅草橋へ
橋を降り江戸通りに出ると台東区の循環バス「ぐるーりめぐりん」停留所浅草駅17番があります。雷門通りから国際通り経由で春日通りにはいり大江戸線蔵前駅21番で下車すると都営地下鉄との乗り換えが便利です。さらに浅草橋地区センター25番はJR浅草橋駅に近いので乗り換えが可能です。秋空の中、気分晴れ晴れ本日はここまで。